舞台に所狭しと並んだ２台のピアノと大量の打楽器。
溢れ出す躍動感と共に
ある時はオーケストラのように重厚な、
また、ある時は繊細なハーモニーを作り出す。
武蔵野音楽大学・大学院に在学中、課外ピアノ二重奏特別授業（指導：コンスタンティン・ガネフ氏、吉原すみれ氏）
において２台ピアノと打楽器のアンサンブルを行う。その後、ピアニスト５名、打楽器奏者２名でINSIEMEを結成、
2006年より演奏活動を開始。バルトーク、クラム、イコノモフ等の2台ピアノと打楽器デュオ編成がオリジナルをはじめ、バロックから現代まで幅広いレパートリーを取り上げる。これまでに主催公演を東京、横浜、甲府、岡山、福山、飯塚で開催。ピアノと打楽器の自在な組み合わせから繰り広げられる音楽は、躍動感に溢れ、重厚感から繊細さまで多彩なハーモニーを楽しめると各地で好評を得ている。
青葉の街・土曜コンサートテレビリサイタル（iTSCOMにて放映）、山梨県文化芸術振興プラン「あなたの文化をみつけよう」コンサート、INSIEMEアートディレクションを手掛けるえなつよしみ個展「HUMORESQUE」、Deviate.co主宰イベント「ACCIDENT」など数多くの演奏会、イベントに出演。ピアノデュオと打楽器によるアンサンブルのさらなる可能性を探求すべく、演奏活動を展開中。
インシエメ
阿部菊枝（Pf.）
東京都出身。日本クラシック音楽コンクール、TIAA全日本クラシック音楽
コンサートで入賞。2008年より家永音楽事務所主催の演奏会「期待される
ピアニスト」等に出演。2009、2012年にリサイタルを開催。歌曲演奏会
「Die Taubenpost」「Liederabend」に出演するなど声楽、器楽とのアン
サンブルでも広く演奏活動を行う。
飯野晃代（Pf.）
神奈川県出身。大学在学中に福井直秋記念奨学生に選ばれる。第75回
横浜音楽協会新人演奏会、第12回よこはま・ベイサイドコンサート、
ポーランド国立放送交響楽団を招いての室内楽演奏会に出演。2013年
「soave vol.6」にてソロ＆デュオリサイタルを開催。
現在、演奏活動の他、ピアノ講師として後進の指導にあたっている。
飯野高代（Pf.）
神奈川県出身。大学在学中に福井直秋記念奨学生に選ばれる。第75回
横浜音楽協会新人演奏会、第12回よこはま・ベイサイドコンサートに出演。
2013年「soave vol.6」にてソロ＆デュオリサイタルを開催。現在、ソロ・
アンサンブル等の演奏活動を行うと共に、後進の指導にもあたっている。
竹下麻子（Perc.）
神奈川県出身。2004年度第20回打楽器新人演奏会新人賞等数々の賞を受賞。
2005年、2009年度マリンバ・フェスティバル出演。2010年にiTSCOM主催
によるテレビリサイタルを開催。マリンバ・トロピカーナ（東京都公認ヘブン
アーティスト）、アンサンブル・アコルドメンバー。
ソロ、アンサンブル等、幅広い活動を行っている。
田中佑司 (Perc.)
山梨県出身。幼少時代より楽器に囲まれた環境から、物心つく頃には
音と遊ぶように。大学卒業後は、自分の居場所を見つけるように様々
なアーティストとセッションを繰り広げ、ライブコンサートや音楽制作、
映画サントラや舞台音楽など、多様なシーンでその場を盛り上げている。
最近では作曲活動にも力を入れている。ジャンルはもとより楽器間さえ
も飛び越え、その本能の赴くままに今日も音楽と戯れ中。
平林裕子（Pf.）
神奈川県出身。大学及び大学院在学中に福井直秋記念奨学生に選ばれる。
日本ピアノ教育連盟ピアノオーディション奨励賞、かながわ音楽コンクール
ユースピアノ部門特選 受賞。神奈川県支部新人演奏会出演、「室内楽のプリ
ズム」にてM.ノスティッツ弦楽四重奏楽団と共演。現在、ソロ、アンサンブル
等の演奏活動のほか、後進の指導にあたっている。
橋本美穂 (Pf.)
広島県出身。大学院在学中に福井直秋記念奨学生に選ばれる。ポーランド国立
クラクフ管弦楽団と共演ほか、大学卒業演奏会、大学院修士課程修了生による
演奏会などに出演。第51回福山音楽コンクールピアノ部門最優秀賞受賞。第8回
日本アンサンブルコンクール・ピアノDuo部門入選。2007年に渡蘭しアムステル
ダム音楽院より奨学金を得て修士課程に進み研鑽を積んでいる。
えなつよしみ（Art Direction）
イラストレーションを軸にデザイン・オブジェ・映像など
さまざまな媒体を通じて活動。
展覧会を多数開催、画家としての美術活動も目覚しい。
Vol.1よりINSIEMEのアートディレクションを手がける。
